今回ご紹介のお品は、匠の技がキラリと光る玉菊細工のかんざし2点です。
こちら2点共「ヒ(クラック)」の有る珠に細工をしてあるのですが、通常は極細の鋸歯の様な先端工具(手作りの先端工具)で螺旋状に溝を彫って、花びらを形成します、がっ、こちらの玉菊(たまぎく)は花びらの上部に縦方向の切り込みを入れる事によって全体的に花びらが螺旋状に見える様に細工が施されています。
これは、「ヒ(クラック)」に対して斜め方向に溝を彫ると、確実に花びらが欠ける為、それを回避する技なのです。
まさに匠の技がキラリと光る逸品と言っても過言ではないでしょう。(注:100%成功する訳ぢゃないでぇ)
この2点共、じっくり観察すると、ここに「ヒ(クラック)」が有るのかな?と言う感じで、ぱっと見は分からない仕上がりとなっています。
お値段の方も考慮してお勉強してまっせm(_ _)m
【EC03】
こちらの画像は、ホワイトバランスの調整を明るめにし過ぎて(^^; サンゴの白い色調部分が、より白く写ってますが、実際は薄ピンク色です(^^;;
【EC06】
こちらの画像の拡大写真は、赤丸部分に「ヒ(クラック)」が有りますが、花芯の部分は通常より奥に彫下げていますので、目立たなく細工されています。
それと、きず等が分かりやすい様に極端な白飛び画像に調整しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿